Snapdragon端末でのテストポイントの探し方

watch_later 2021年1月24日日曜日

この前の記事でz581klのテストポイント(EDLポイント)について書いたのですがこれの探し方について解説していきたいと思います。

テストポイントとは

Snapdragon端末にはEDLモードという復旧用の書き込みモードがありますEDLには電源ボタン+ボリュームとかadbから入る方法があるのですが、この方法が使えない端末がかなりあります。

そこで使うのがテストポイントです。端末を分解し、ある2点間をショートさせ、USBを挿すことによってEDLモードに入ることができます。

ただ、このポイントが公開されているものは少なく、xiaomi以外のだと情報が無いに等しいです。

そこで自分は探す方法を考えてみました。

⚠これによって端末が破壊させるなどのことがあっても一切責任は取りません。自己責任で行ってください。

探し方

必要なもの

1,マルチメーター
2,Windows搭載のPC(Linuxも方法ありそうだけど知らない)
3,USB
4,分解した端末

1,まず、端末を分解します。バッテリーは抜いてください。

2,端末にUSBを挿しておきます。PC側は半分さした状態で認識しないようにします。

3,PC側でデバイスマネージャを開きます。

4,マルチメーターを使ってマザーボード上のランドとSDカードスロットもしくはsimスロットをショートさせます。




5,ショートさせたままPC側のUSBを挿します。手が3本欲しくなるところですが無理なので頑張ってください。

6,マルチメーターを確認します。正しければ20mAほどの値を示します。これより高い値の場合はすぐに、ショートさせている所を離して手順4に戻り違うところで試します。

7,デバイスマネージャのCOM&LPTのところにQualcomm HS-USB QDLoader 9008が出るか確認します。出なければ手順4に戻り違うところで試します。出てきたら位置を記録し、USBを抜きます。次へ進みます。

QFILで書き込み

⚠誤ったイメージを書き込むとなぜかEDLからも書き込めなくて詰みます。(今の自分の状態)

1,テストポイントが見つかったら端末をさす前にQFILを起動させます。マウスカーソルは書き込み開始のボタンの上に置いておきます。

2,7で記録した位置をショートさせながらUSBを挿します。それと同時にマウスで書き込み開始のボタンを連打します。遅くなるとsahara errorを吐くことがあります。


これでEDLモードに入り書き込みができたと思います。もし、文鎮化して何もできないのであれば最後の手段として使うのが良いかもしれません。(責任は取りません。)

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